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エンパシー
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最近は婚活当事者だけじゃなく、親御さんからの相談が増えています。
30代「結婚適齢期ど真ん中世代」の親は、概ね50代後半~60代です。
彼等にも適齢期がありました、1990~2000年頃です。
1986年に男女雇用機会均等法が施行されますが、まだまだ、男性は仕事、女性は社会に出ても寿退社して家庭に入る、といった感覚が色濃く残っている時代です。
キャリアアップより結婚することが王道だった時代に「適齢期」だった母親。
所帯を持つことで初めて一人前と言われる時代に「適齢期」だった父親。
結婚適齢期の方の親御さんは、こういう人たちです。
今日、結婚や仕事に対しての価値観は激変しています。
たぶん、今今のギャップ度合いは、「祖父母VS父母」<「父母VS子供」という状況ではないでしょうか。
自分たちの経験が、あまり生かされず、悩まれた結果、私どもに相談にいらっしゃるのだと思います。
一番多いのは、適齢期のお子さんが「婚活に消極的」だというご相談で、理由として、まだ早い、面倒くさい、仕事が忙しいなどです。
右往左往の20代を経て、仕事が面白くなってきた年頃と「結婚適齢期」はもろに重なります。また、まだ独身の友人も多く休日も充実しているかもしれません。
お子さんが婚活に消極的になるのも、理解はできます。
過去にも、男性はそういうモードに陥りがちでしたが、女性側に結婚志向が強いことで、ある種の「引力」が発生していました。しかし最近は男性女性、双方がそのモードになるので、話が厄介なのです。
結婚自体は歳をとってもできるが、”旬”は確実にあって、その期間は意外と短い。
この、親御さんたちにとっては「経験済みの事実」が、当事者たちには現実感が湧かないのでしょう。なぜなら(当たり前ですが)経験していないから。過ぎ去ってから初めてわかるのは、人間の性です。
ご相談にいらした親御さんと、私どもカウンセラーがタッグを組み、相談しながらお子さんと話すことで、婚活がスタートすることは、ままあります。
親とカウンセラーで、お子さんを包囲するような形になりますが(笑)、けっこう効果的です。
親御さんの知らないこと、言いにくいことはありますし、カウンセラーではわからない親子ならではの意志疎通もあります。互いに補完することで、大きな力になるのです。
昔に比べて、親子の関係は良い意味で「親密」になっていると感じます。
我々の時代には親には絶対しないような相談を、現代の若者は平気でしていますし、親も子供への関心度が高く、とても友好的かつ協力的です。
「親子で婚活」は、今では普通の形だと思います。